「最近雨が降るとベランダの床に水が溜まる」ということはありませんか?
ベランダの床がFRP防水なのに水が溜まる原因は、排水口の詰まりやFRP防水層の劣化、ベランダ床の勾配不良などです。
ベランダの床に溜まった水を放置すると、床の防水機能が低下し、雨漏りや建物自体の劣化が進行する可能性が高くなります。
この記事では、FRP防水で水が溜まる原因や対策、水が溜まらないようにする方法、FRP防水を長持ちさせる方法などを解説しています。
ベランダ床の水溜まりを見つけたら放置はせず専門の業者に見てもらうことが大切です。
ベランダの水溜まりが気になる方は、無料で現地調査を行っておりますので、eリフォームまでご相談ください!
ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
FRP防水で水が溜まる原因

初めに、FRP防水で水が溜まる原因を説明します。
排水口の詰まり
排水口に溜まったゴミや落ち葉などが原因で、水の流れが悪くなって詰まることがあります。
排水口は水が流れていく場所のため、ゴミや落ち葉、ホコリなどが溜まりやすい場所でもあるので、定期的な掃除をすることが大切です。
FRP防水層の劣化
FRP防水は紫外線に弱いため、紫外線対策がしっかりをできていないとFRP防水層の劣化に繋がります。
FRP防水層の劣化の症状は、トップコートのひび割れや剥がれなどです。
部分的なひび割れや剥がれであっても、そこから劣化が進行していくため、放置せず早めに専門の業者へ見てもらいましょう!
FRP防水の部分補修に関する記事はこちら!

ベランダ床の勾配の不良
ベランダの床は水が排水口に流れていくために勾配がつけられています。
ベランダ床の施工時に勾配の不良があると、排水口に水が流れていかずとどまったり、逆に室内側に水が流れてきたりすることがあります。
ベランダの勾配に関する記事はこちら!

FRP防水で水が溜まらないようにする方法

FRP防水で水が溜まらないようにするためには、定期的な掃除を行うことです。
定期的な掃除を行うことで、ベランダ床のFRP防水機能を長持ちさせることもできます。
定期的に掃除をする
ベランダの床は、ホコリや砂、落ち葉、ゴミなどが溜まりやすい場所です。
溜まったホコリやゴミなどを放置しておくと、排水口の詰まりの原因となり、最終的に雨漏りの発生や建物自体の劣化に繋がります。
風が強い日の翌日などは、排水口まわりを含め、ベランダの掃除を行いましょう!
FRP防水を長持ちさせる方法

FRP防水を長持ちさせるための方法は2つあります。
定期的にメンテナスをする
ベランダは屋外にあるため、常に太陽光が当たり紫外線や熱、雨風、砂、雪、海岸地域では潮風による塩害、地震など様々なものから影響を受けています。
ベランダの床に使用されているFRP防水は紫外線に弱いため、定期的にトップコートを塗り替えて防水機能を保つ必要があります。
ちなみにトップコートの塗り替え期間は、おおよそ5年に1回です。
紫外線が当たり続けた影響で起こる、ひび割れや膨れ、剥がれなどを見つけた場合は放置せず、専門の業者に見てもらいましょう!
ベランダ床にものを置く場合は注意が必要!
ベランダに植木鉢や家具を置いたり、すのこを敷いたりしているご家庭も多いのではないでしょうか。
これらをベランダの床に置く場合は、置いているものの下に砂やホコリ、ゴミが溜まりやすくなるため注意が必要です。
また、植木鉢や家具、すのこなどを引きずって移動させるのもトップコートの防水機能の低下につながるため、持ち上げて移動するようにしましょう。
FRP防水の工事直後に水が溜まる原因

FRP防水工事を行った後、雨が降ったら水が溜まっていることがあります。
水が溜まる原因は、FRP防水工事をしたことでベランダ床表面の防水機能が正常に働いているからです。
FRP防水工事を行う前は、ベランダ床の表面の防水機能は低下しており、水の弾きが悪い上ベランダの床に雨水が浸透していきます。
上記の写真のように、FRP防水工事後の水が溜まる症状は一時的なものです。
日が経つにつれて、ベランダ床の表面に小さなホコリや砂などが付着し、水が溜まる症状も少しずつ改善していきます。
まとめ

FRP防水で水が溜まる原因は、排水口の詰まりやFRP防水層の劣化、ベランダ床の勾配不良などが考えられます。
定期的に掃除を行うことや、水の流れが悪くなっていないかの確認を行うことが大切です。
またFRP防水工事を行った後の水が溜まる症状は、ベランダ床の防水機能がしっかりと働いて水を弾いているからです。
水が溜まるのは一時的なもので、次第に改善されるため、FRP防水工事後は焦らず少し様子を見てみましょう。
eリフォームではFRP防水工事以外にも、雨どい工事や、外壁、屋根などの工事を行っています。
ご家庭で気になる点や不安な点がありましたら、何でもお気軽にご相談ください!
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。
