【屋上から雨漏りが発生…】雨漏りの原因や被害内容・修理内容・費用を解説!

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屋上からの雨漏りの原因は、以下が考えられます。

ひび割れ
排水口(ドレン)の詰まり
防水機能の低下

屋上は使用頻度が少ない場所なので、屋上の状態を把握している人も少ないかと思います。

屋上は常に紫外線や雨風などの影響を受けていて負荷がかかっています。

普段あまり意識しない場所だからこそ、定期的な掃除やメンテナンスは大切です。

雨漏りを放置すると、カビやシロアリの発生、漏電や設備故障など二次被害につながる恐れがあります!

この記事では、屋上の雨漏りの原因や被害内容、修理内容・費用を説明しています。

また、eリフォームで実際に行った施工事例も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

目次

屋上で雨漏りが発生する原因

屋上で雨漏りが発生する原因を症状別に解説をします。

ひび割れ

パラペットを示す写真

【原因】
・紫外線や気温の変化
・地震などの外的な衝撃
・経年劣化 など

パラペットのひび割れにも注意!

紫外線や気温の変化

屋上は基本的に屋根のない場所なので、常に紫外線や雨風、砂、雪、海岸地域では潮風などの影響を受けています。

日本には四季があり、一年を通して気温の変化があるため猛暑や寒波などもひび割れの原因となります。

冬場の凍結や融解もひび割れが悪化する原因となるため注意が必要です。

地震などの外的な衝撃

地震が発生すると建物の伸縮が起こり、その伸縮が原因でひび割れが生じます。

その他にも鋭利なものや重いものを落としたり引きずることもひび割れの原因のひとつです。

特に重いものを屋上に設置をする場合は引きずらずに、持ち上げて移動させましょう!

経年劣化

経年劣化もひび割れの原因です。

屋上のトップコートの耐用年数は約8~10年ですが、目安の期間なので定期的にメンテナンスを行いましょう。

パラペットとは
屋上の床面とパラペットの接合部のひび割れ写真
屋上の床面とパラペットの接合部のひび割れ

パラペットは、屋上の周りにある低い壁のことを指します。

屋上の床面とパラペットの接合部分からひび割れが発生することが多いので注意が必要です。

排水口(ドレン)の詰まり

排水口(ドレン)に落ち葉などが溜まっている写真
排水口に落ち葉などが溜まっている様子

【原因】
・ホコリやゴミ、砂、落ち葉などの蓄積 など

毎日風に乗ってホコリやゴミ、砂が屋上に溜まり、雨の日になると雨水とともに排水口(ドレン)に流れていきます。

初めは問題なく雨水が流れていきますが、少しずつ排水口にゴミが溜まることで詰まりが発生します。

排水口の詰まりは、定期的に掃除をすることで防ぐことができるため、気が付いたときに掃除を行いましょう!

防水機能の低下

全面的にトップコートが劣化している写真
トップコートが全面的に劣化している様子

【原因】
・気温の変化
・施工不良
・経年劣化 など

気温の変化

気温の変化や紫外線の影響を受けることで、少しずつ劣化して剥がれや膨れなどが起こり防水機能が低下します。

剥がれや膨れが起きている場合、内部に雨水が侵入している可能性が高いため、早めのメンテナンスが必要です。

施工不良

防水材が完全に乾いてない状態でトップコートを塗布すると、内部に水分が残ったままになります。

また、屋上は雨水が排水口に流れるように勾配を設けていますが、勾配不良があると雨水が流れず屋上に水がとどまります。

これらの状態を放置すると雨漏りの原因となるため、施工不良を発見した場合は早めに専門の業者に相談をすることが大切です。

経年劣化

トップコートの耐用年数は約8~10年ですが、あくまで目安の期間です。

防水機能が低下すると雨漏りの原因になるほか、シロアリやカビの発生など二次被害につながる可能性があります。

屋上の雨漏りによる被害

屋上の雨漏りによる被害は「一次被害」「二次被害」があります。

それぞれの被害では何が起こるのかを説明します。

一次被害

雨漏りの一次被害の様子

症状
 建物の内部に雨水が侵入してる状態

原因
 防水機能の低下・経年劣化(ひび割れなど)

一次被害とは、雨水が建物の内部に侵入している状態のことを指します。

経年劣化によるひび割れや、防水機能の低下、排水口(ドレン)の詰まりなどが原因です。

応急処置として雨水が落ちてくる真下にバケツを置き、バケツの下にはタオルを敷いておくと周辺の床が濡れることを防ぐことができます。

またバケツの中にタオルなどを敷いておくと飛び跳ね防止にもなります。

一次被害(雨漏り)を発見した時点で、放置せず早めに専門の業者に相談をしましょう!

【今すぐ実践可能!】雨漏りの応急処置方法・応急処置グッズを紹介!

二次被害

雨漏りの二次被害の様子
木材が腐食している様子

症状
 カビやシロアリの発生、
  漏電や設備不良 など

原因
 長期間の一次被害(雨漏り)の放置

二次被害は、カビやシロアリ・ゴキブリの発生、漏電や設備不良、建物の腐食が起こる状態を指します。

また、家具が雨水にさらされることで、家具が使えなくなることやパソコンなど精密機械の故障にもつながります。

一次被害を発見した時点で、二次被害が発生している可能性も十分にあるため、定期的に雨漏りをしていないかの確認とメンテナンスが大切です。

屋上の雨漏りの修理内容と費用

屋上で発生した雨漏りの修理方法は「部分修理」「全面修理」の2種類あります。

それぞれの修理内容と費用の説明をします。

部分修理の場合

ひび割れをコーキング処理している写真
ひび割れ部分をコーキング処理している様子
修理内容

コーキング処理劣化箇所のみ防水工事を行います。

小さいひび割れが5箇所くらいであれば、コーキング処理で対応可能です。

剝がれや膨れなどが部分的にある場合は、その部分のみ防水層を除去して新たに防水層を形成します。

費用
一般価格eリフォームでの価格
約3~20万円5,000円~


上記の価格は目安で、修理内容や範囲、足場の組立、材料費などによって価格は異なります。

修理をする前に必ず業者と見積もりの確認を行いましょう!

全面修理の場合

屋上全面の工事の様子
修理内容

屋上全面にひび割れや劣化がみられる場合には、全面の修理が必要です。

全面修理の場合、防水層の塗り替え(防水層の再形成)とトップコートの塗り替えを行います。

費用
一般価格eリフォームでの価格
約15万円~7万円~


上記の価格は目安で、修理内容や範囲、足場の組立、材料費などによって価格は異なります。

修理をする前に必ず業者と見積もりの確認を行いましょう!

お問い合わせ

施工事例をみてみよう

実際にeリフォームで行った施工事例を紹介します。

施工事例|神奈川県川崎市 K様

施工日数:2日
修理内容:床全面の防水層の塗り替え
修理費用:15万円

まとめ

Point
【屋上から雨漏りする原因】
ひび割れ/地震などの外的な衝撃/経年劣化/防水機能の低下 など

【修理内容・費用】
部分修理(約3~20万円)
ひび割れ部分のコーキング処理/部分的な防水工事

全面修理(約15万円~)
全面の防水工事

屋上は使用頻度が低くなりやすく、状態を把握しにくい場所です。

しかし屋上の劣化の症状に気づかず放置をすると工事範囲が広がり、費用も高額になってしまうため定期的にメンテナンスは大切です。

eリフォームでは無料で現地調査を行っていますので、気になる点がございましたらお気軽にご相談ください!

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

この記事を書いた人

店長写真 eリフォーム店長 後藤

初めまして、eリフォームにご訪問下さいましてありがとう御座います。

店長の後藤まさるです。


突然ですが、『リフォームを頼んで失敗したご経験はおありでしょうか?』


私はありまして、過去実家のリフォームを家族が依頼し、よくわからないままにいい加減な工事をされてしまい、母が苦しんだのを覚えています。


人生でも数回しかリフォーム、特に屋根や防水工事などは行わないため、私と同じような思いをしてほしくないという思いから..eリフォームというお店を立上げました。


地味な我々ですが、丁寧で良いリフォーム工事をお届けできるよう全力を尽くすことをお約束致します。

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