トーヘン(117F・117)とは?特徴とデンカ製品ならではの魅力

雨樋は、住宅の耐久性を左右する重要な部材ですが、メーカーや製品によって特徴が大きく異なります。

なかでも「トーヘン(117F・117)」は、デンカアステック(株)が展開する角樋シリーズで、新築住宅を中心に幅広く採用されている製品です。

直線的でシンプルな形状は、住宅外観をすっきりと見せ、大雨にも対応できる排水機能を備えています。

コストを抑えながら機能性を備えたい製品として、幅広い現場で見られる定番商品です。

この記事では、トーヘンの特徴や117Fと117の違い、実際に施工現場で使う職人の声も交えながらわかりやすく解説します。

ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

目次

トーヘンとは?

トーヘンとは

※画像引用:デンカアステック(株)

まずはトーヘンがどのような雨樋なのか、その基本情報を見ていきましょう。

トーヘンは、デンカアステック(株)が展開する住宅用雨樋シリーズのひとつです。

角型形状の樋で、すっきりしたデザインと取り回しの良さが特徴となっています。

価格が比較的抑えられているため、新築住宅や建売住宅での採用が多く、街中でもよく目にする雨樋です。

角樋(角型雨どい)の特徴については、以下の関連記事もご覧ください↓

トーヘン117F・117の違い

カラーバリエーション

※画像引用:デンカアステック(株)

トーヘンには「117F」と「117」の2種類があり、それぞれに異なる特徴があります。

大きな違いは、形状や適応する施工方法です。

いずれも、コストパフォーマンスを重視した雨樋シリーズに位置づけられています。

どちらも高い基本性能を持っていますが、カラー展開に違いがあるため、住宅の外観イメージや好みによって選ばれることが多いです。

【117F】

フラットな印象で、外観にすっきりなじむ
(新茶・クロ・オータムブラウン)

【117】

よりベーシックで、幅広い住宅に対応
(ヨーロピアンホワイト・純白・シャイニンググレー・アルトベージュ)

どちらも角樋のシンプルさを活かしつつ、コスト面でのメリットが大きいことから、業者が提案しやすい製品でもあります。

トーヘンのメリット

メリット

雨樋選びでは、メリットを理解することが大切です。

トーヘンには以下のような強みがあります。

価格が安く導入しやすい

他メーカーに比べて安価なため、新築や建売でよく採用される

施工性が高い

扱いやすく、多くの職人にとって施工経験が豊富

普及率が高い

多くの住宅に採用されており、交換や補修の際も対応しやすい

トーヘンのデメリット

デメリット

一方で、デメリットも知っておく必要があります。

強度は控えめ

価格を抑えている分、耐久性は高級グレードの雨樋に劣る傾向があります

金具外れのリスク

台風や雨の重みによって、金具が外れやすい事例もあります

ただし、施工時に補強を行うことでリスクを下げられるため、業者の技術や工夫によって安心感は高まります。

耐久性や強度を重視する人は、素材や構造の違いも比較しておくと安心です。

よければ、以下の記事も参考にしてください↓

トーヘンの施工性とメンテナンス性

メンテナンス性

トーヘンの雨樋は、樹脂素材を用いた軽量設計のため、施工性にも優れています。

部材を扱いやすく、現場での加工や取り付けがスムーズに進むため、工期の短縮や施工コストの削減にもつながります。

特に、新築住宅だけでなくリフォームや部分的な交換の場面でも、対応しやすい点が魅力です。

また、日常的なメンテナンスの面でも、メリットがあります。

樹脂製のため汚れが付着しにくく、雨で自然に流れ落ちやすい仕様です。

さらに、交換が必要になった場合でも流通量が多く、部材の入手が比較的容易です。

そのため、将来的な補修やリフォーム計画にも安心して取り組むことができます。

トーヘン雨樋が向いている住宅

向いてる住宅

※画像引用:デンカアステック(株)

トーヘンは、幅広い住宅に対応できる雨樋シリーズですが、特に以下のような住宅に向いています。

  • コストを抑えて建てる新築住宅
  • 建売住宅や集合住宅
  • モダンでシンプルなデザインを好む住宅

比較的導入しやすい価格帯でありながら、耐久性やデザイン性も備えているため、コストパフォーマンスを重視する人におすすめです。

職人の目から見るトーヘンの実績

声

実際に施工している当社の職人に、トーヘンについて話を聞いてみました!

職人の声を整理すると、以下のような評価が目立ちます。

職人A

新築現場でよく使われる角樋で、コストを抑えられる点が強みですね!

職人B

強度はそれほど強くないですが、施工の工夫で十分カバーできます!

職人C

普及率が高いので交換部材も手に入りやすく、修理対応もしやすいです!

つまりトーヘンは、「手軽さと価格重視の現場」で活躍する雨樋と言えます。

職人の技術によって長持ちさせる工夫ができる点も、ポイントです。

現場の声を踏まえても、雨樋選びは価格だけでなく、素材ごとの耐久性やメンテナンス性を比較して検討することが大切です。

トーヘン以外にも、耐久性に優れた素材を使った雨樋がありますので、以下の関連記事も併せてご覧ください↓

まとめ

トーヘン(117F・117)は、デンカアステック(株)が展開する樹脂製雨どいで、耐久性・デザイン性・施工性のバランスに優れています。

117Fはすっきりとしたモダン住宅に、117は幅広い住宅スタイルにマッチするのが特徴です。

さらに、樹脂製雨どいとしては比較的導入しやすい価格帯です。

コストを抑えつつ品質も求めたい人にとって、安心して選べる製品と言えます。

住まいのデザインや地域の環境条件に合わせて選べば、長く快適に使用できるでしょう。

eリフォームでは無料で現地調査を行っています。

お住まいやご希望に合わせた最適なご提案をいたしますので、気になる点がございましたらお気軽にご連絡ください!

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

店長写真 eリフォーム店長 後藤

初めまして、eリフォームにご訪問下さいましてありがとう御座います。

店長の後藤まさるです。


突然ですが、『リフォームを頼んで失敗したご経験はおありでしょうか?』


私はありまして、過去実家のリフォームを家族が依頼し、よくわからないままにいい加減な工事をされてしまい、母が苦しんだのを覚えています。


人生でも数回しかリフォーム、特に屋根や防水工事などは行わないため、私と同じような思いをしてほしくないという思いから..eリフォームというお店を立上げました。


地味な我々ですが、丁寧で良いリフォーム工事をお届けできるよう全力を尽くすことをお約束致します。

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