このようなお悩みはありませんか?
- FRP防水のベランダ床面を掃除する方法が分からない
- FRP防水の床面にケルヒャーを使っていいの?
- 業者に頼みたいけど、ベランダの清掃だけで頼める?
- 業者に頼むメリットって?
実際は、とても簡単にケルヒャーを使ってFRP防水のベランダ床面を清掃することが可能です。
また、業者に清掃を依頼することで短時間でリーズナブルに、そして綺麗に仕上がります。
今回はFRP防水のベランダをケルヒャーで清掃する手順や注意点、業者に依頼するメリットなどについてご紹介します。
FRP防水とは

FRPとは、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略称です。
FRP防水は、このプラスチック樹脂とガラス繊維を編んで作ったシートを組み合わせて形成する防水層のことです。
ご自宅のベランダが、FRP防水なのか分からない場合は床面を指で押してみてください。
FRP防水は硬く、伸縮性が無いため、軽い音がします。
一方、ウレタン防水は柔軟性が高いことが特徴です。
そのため、床面を押したときに柔らかいゴムのような感触だった場合、ウレタン防水だと言えます。
FRP防水とウレタン防水についての比較はこちらをご覧ください。

FRP防水のトップコート

床面がFRP防水の場合、このFRP防水層を保護するためのトップコートが塗られています。
FRP防水は紫外線に弱いため、トップコートを塗布して保護することで、防水層の劣化を抑えることができます。
そのため、このトップコートの存在はとても重要です。
FRP防水のトップコートについて詳細はこちらの記事をご覧ください。

ケルヒャーとは

※ 画像引用:高圧洗浄機 K3 サイレントプラス
ケルヒャーは、ドイツ発の清掃機器メーカーです。
高圧洗浄機やスチームクリーナーなどの清掃機器を販売しています。
家庭用の高圧洗浄機やスチームクリーナー、また業務用の清掃ロボットや床洗浄機などの販売も行っています。
ケルヒャーの音や水ハネが気になる
高圧洗浄機は、”音が大きい”というイメージをお持ちの方は少なくないと思います。
ケルヒャーには”サイレントシリーズ”というシリーズがあり、通常モデルに比べて使用時の音が50%削減されています。
またケルヒャー標準装備品の「デッキクリーナー」を使えば、水ハネを防ぎながらベランダの床面洗浄が可能です。
先端部分が90度回転するため、狭い場所でも便利に使用することができます。
なぜベランダが汚れるのか?

ベランダは屋外にあるため、雨風や土埃、砂などによって日々汚れが蓄積されている状態です。
海沿いだと塩害、交通量の多い道路沿いにベランダがある場合は排気ガスや油汚れも付着してしまいます。
また、ガーデニングをされる方は、植木鉢の土が風によって舞い上がるため、細かい土が散乱してしまう原因にもなります。
清掃を怠るとどうなる?

ベランダの清掃を怠ってしまうと、汚れがこびりついてしまい、サビや腐食の原因になります。
また、ダニや蚊などの害虫が発生してしまうと、アレルギーや喘息といった健康被害を引き起こす原因になるため、日々の清掃がとても大事です。
ベランダ清掃にケルヒャーの高圧洗浄機が向いている理由

ベランダ清掃にケルヒャーの向いている理由をご紹介します。
- 短時間で清掃を済ませることができる
- 効率的に汚れを落とすことができる
- 床面に加えて、窓や雨戸を優しく洗浄することもできる
またケルヒャーには、オプションアクセサリーが豊富に販売されています。
水ハネを防ぎながらテラスなどの広い範囲の洗浄に適している「テラスクリーナー」や高圧洗浄とブラシのこすり洗いが同時にできる「パワーブラシ」などがあります。
お悩みや清掃箇所によってアクセサリーを使い分けることができるので、ベランダ清掃にケルヒャーはとても向いています。
ベランダ清掃で必要なもの

- 高圧洗浄機
- ほうき
- ちりとり
- バケツ
- 中性洗剤
- ブラシ
- ゴミ袋
また、水に濡れる可能性があるので、濡れてもいい服装や長靴での作業がおすすめです。
高圧洗浄機(ケルヒャーなど)での清掃の手順

ほうきやちりとりを使い、ほこりや砂、落ち葉などの大きなゴミを片付けます。
そのまま高圧洗浄機で流してしまうと排水口が詰まってしまうため、必ず最初に掃き掃除をしましょう。
床表面に頑固な汚れが付着していた場合は、中性洗剤とブラシを使い軽くこすって汚れを落としましょう。

次に、排水溝の掃除をします。
汚れが溜まっていると、排水溝が詰まってしまいますので一度清掃しましょう。

床面のゴミを取り除き、排水溝の清掃が終われば高圧洗浄機の出番です。
はじめは一番弱い水圧から始めて、汚れ落ちが悪い場合は段階をあげて洗浄していきます。
もし、網戸や窓を同時に清掃する場合は、”上から下” に汚れを落としていくとスムーズに作業を行うことができます。

窓や床面の汚れが流れて、排水溝が汚れていた場合は、綺麗に清掃します。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、手すり部分の高圧洗浄機の使用はできません。
また、戸建てであっても隣家との距離やベランダの位置によって使用を躊躇う場合もあると思います。
その場合は、手作業で拭き上げを行いましょう。
こんなときは業者に依頼

以下の症状がある場合は、高圧洗浄機の使用を控えるようにしましょう。
- 剥がれ
- 亀裂
- ひび割れ
- FRP防水層がむき出し
このような症状は、トップコートやFRP防水層が劣化してしまい、防水機能が失われている状態です。
この状態のままケルヒャーなどの高圧洗浄を使用してしまうと、ひび割れや亀裂の隙間から水が入り込みます。
水が入り込むと、ベランダの床の下地が濡れてしまい、雨漏りなどの原因になってしまいます。
もし、清掃中にこのような状態が見られた場合は、一度中断して業者に修理の依頼をしましょう。
清掃だけ業者に頼むことは可能?

「わざわざ自分で道具を揃えて掃除するのはめんどくさい・・・」という方は、業者にベランダ清掃の依頼をするのがおすすめです。
清掃だけの場合、広さによって約7,000円~程度なので、比較的リーズナブルです。
ベランダ清掃を業者に依頼する場合、防水工事も行っている業者に依頼しましょう。
なぜなら、防水に関しての知識や経験があるため、ベランダの状況を見ながら作業を行うことができ、安心して任せることができます。
当店は、ベランダ防水、ベランダ清掃どちらも行っております!
戸建てはもちろん、マンションやアパートなどの集合住宅も対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください
まとめ
今回は、”FRP防水のベランダはケルヒャーで清掃できる” について記事を書きました。
手順は簡単ですが、水が飛んでしまったり、機械の音が出ますので近隣への配慮が必要です。
トラブルを避けるためにも、事前に近隣へ使用の旨を伝えたり、飛散防止の対策をしておくのがおすすめです。
また、”道具を買ったり自分でするのはめんどくさい”という方は、業者に依頼をしましょう。
ベランダ清掃を業者に依頼すると、リーズナブルに依頼が可能で経験と知識があるため迅速に作業を行なってもらえます。
ベランダの防水層やトップコートを守るためにも、日頃から小まめな掃除を心がけることが大切です。