「え…本当に、こんなに保険金が出るの?」
外壁の“ほんの一箇所のヒビ”。
横浜市Aさんの家のリビング外壁に、髪の毛ほどの細いヒビが見つかりました。
多くの人が「これくらい大丈夫」と見過ごしてしまうレベルの小さな傷です。
しかしそのヒビが原因で、地震保険が103万円認定された実例があります。
地震保険は「家が大きく壊れたときだけ」と思われがちですが、外壁のひび・基礎の微細な割れ・サッシの隙間など小さな損傷でも対象になる可能性があります。
横浜市Aさんも「このままでも大丈夫かな…」とリフォームを後回しにしていました。
専門業者に調査してもらった結果、保険申請が認められ、補修費はほぼ保険でカバーできています。
この記事では、実際の見積書(実例)を交え、地震保険がリフォームで使える条件・補償内容・損害区分・申請方法をわかりやすく解説します。
外壁の“ヒビ1つ”から認定された地震保険金額

まずは、今回の事例で実際に届いた 保険会社の支払い明細(合計金額の部分) の資料をご覧ください
| 合計金額 | 約146万円 |
|---|---|
| 認定額 | 約103万円 |
| 差額(自己負担) | 約42万円 |
横浜市Aさんの外壁のヒビは、一見小さく見える「細い亀裂」でした。
それでも、地震の揺れによる損傷として認定され、補修費用の大部分を保険で賄うことができました。
地震保険金は小さなヒビでも対象になる理由
地震保険は、建物全体の大きな損壊だけでなく、早期補修が必要な地震由来の小さな損傷も補償対象です。
- 外壁や基礎は地震の揺れを受けやすい
- 微細なひび割れでも、内部に雨水が入ると建物価値が下がる
- 「軽微だから」と放置されがちですが、補償対象になるケースは意外に多い
リフォームのタイミングで知っておきたい【実例紹介】


横浜市Aさんのリビング外壁に、小さなヒビができたのはある日のこと。
その時は雨漏りもなく、「そのうち直せばいいか」と放置していました。
しかし、数か月後の強い雨で壁紙が濡れ始め、専門業者に調査を依頼。
- 外壁のヒビから雨水が侵入
- 壁内部のボードが変色
- 下地の木材も湿り、内部損傷が広がっている
見た目は小さなヒビでも、内部は思っていた以上に広範囲で損傷していたのです。

上記の通り、認定額は約103万円・差額(自己負担)約42万円でした。
外壁のヒビ1つでも、内部が広く傷んでいるとかなりの金額になることがあります。
外壁補修・シーリング・内部の雨漏り補修まで、保険だけでほぼ賄える金額になりました。
補修後の外壁は、一面が新品のようにきれいになり、Aさんも「ヒビ1つでこれだけ助かるなんて」と驚いています。
リフォームの際にチェックしたい地震保険対象箇所

小さな損傷でも、調査すると地震由来の被害だった…というケースは少なくありません。
具体的には、以下の箇所が対象になることがあります。
- 外壁のヒビ割れ
- 基礎のヒビ割れ
- 屋根材のズレ・割れ
- サッシまわりの隙間
- 軒天の浮き
- 室内壁の亀裂(クロス含む)
「うちは軽症だから…」と思っても、専門業者に調査してもらうと補償対象になることがあります。
リフォーム前に知っておきたい地震保険の補償区分

地震保険は、損害の程度によって4つの区分に分かれます。
| 補償区分 | 状態 | 支払割合 |
|---|---|---|
| ・全損 | 建物がほぼ使えない状態 | 保険金100% |
| ・大半損 | 建物の50%以上が損害 | 保険金60% |
| ・小半損 | 修理費が建物価額の30〜50% | 保険金30% |
| ・一部損 | 損害が3〜30% | 保険金5% |
軽微なひび割れや雨漏りは「一部損」 に該当することが多いですが、それでも 最大100万円以上認定される場合があります。
リフォーム時に知っておくべき地震保険申請のコツ

以下のポイントを押さえておくと、申請がスムーズです。
- 被害を見つけたらすぐ写真を撮る
- 修理前・仮補修前の状態も撮る
- 同じ個所を角度を変えて複数枚撮影
- テープ補修している箇所は、剥がして“現状の状態”を撮影
- 見積書は詳細に作成
- 書類で迷ったら保険会社に確認
- 専門業者の現地調査を活用
まとめ
- 地震保険は「大きく壊れないと使えない」というイメージは誤解
- 小さなヒビ1つでも100万円以上認定されることがある
- リフォームのタイミングは、家の不具合を見つけやすい反面、保険を使い忘れやすい
- 少しでも気になる箇所があれば、専門業者に調査依頼することが得策
eリフォームでは、地震や台風などの自然災害による保険申請サポートも行っています。
書類準備や現地調査、申請手続きの相談まで、経験豊富なスタッフが丁寧に対応します。
お気軽にご相談ください!!

