「先日の強風により玄関脇の雨どいが外れてしまった」とのご相談をいただきました。
そこで現地で細かく調査を行ったところ、外れていたのは縦樋を固定する金具部分であることが判明しました。
さらに今回は、火災保険を活用することで約30万円の保険金がおり、ほとんどお客様のご負担なしで交換修理が可能となりました。
保険の適用が認められるケースは意外と多く、早めの申請と適切な調査が大きなメリットにつながります。
これから、その施工内容と火災保険を利用したポイントをご紹介していきます。
千葉県木更津市|雨どい交換(施工前)



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こちらが、施工前の雨どいの状態です。
先日の強風の影響により、玄関脇に設置されている縦樋(たてどい)が外れてしまったとのことで、ご相談をいただきました。
現地を確認したところ、雨どい本体に大きな割れは見られませんでしたが、縦樋を固定している金具が緩み、一番上の金具は壁から完全に外れている状態でした。
そのため、縦樋全体が宙ぶらりんになり、風が吹くたびに揺れてしまっていました。
この状態を放置すると、雨水が正しく排水されず、外壁を伝って流れてしまいます。
その結果、外壁の汚れや劣化を早めるだけでなく、将来的には雨漏りにつながる恐れもあります。
また、築14年が経過していることもあり、固定金具には経年劣化が見られました。
一部を応急的に戻すだけでは、再び強風で外れてしまう可能性が高いため、今回は金具を含めた雨どい交換をご提案しました。
なお、今回のように強風が原因で雨どいが外れたケースでは、火災保険が適用される可能性があります。
そこで、修理方法の検討とあわせて、火災保険の申請が可能かどうかについても現地調査を行いました。
千葉県木更津市|雨どい交換(施工中)
工事の様子を、工程ごとにご紹介します。
強風の影響により外れてしまった縦樋(たてどい)を中心に、継手・角エルボを含めた交換工事を行いました。

まずは既存の縦樋と、劣化・変形していた固定金具をすべて撤去します。
無理に引き剥がすと外壁や軒先を傷つけてしまうため、周囲を確認しながら慎重に作業を進めました。

雨どい金具を撤去すると、外壁にはビス穴が残ります。
この穴をそのままにしてしまうと、雨水が侵入し、外壁内部の劣化につながる恐れがあります。
そのため、撤去後は必ずコーキング材を使用し、ビス穴一つひとつを丁寧に埋めて防水処理を行います。

縦どいを固定する金具には、打ち込み金具(でんでん)とT字金具(トンボ)の2種類あります。
今回は、壁にビスを打ち込んで固定するでんでんを使用しました。
以前と異なり2箇所をビスで留めているので、しっかりと縦樋が固定され、地震や強風でもそう簡単に緩むことはありません。

取り付けた金具に、新しい縦樋を設置します。
縦樋が外壁に干渉しないよう位置を調整しながら、まっすぐ通るよう慎重に取り付けていきます。

最後に、継手(つぎて)を設置します。
継手は縦樋と軒樋をつなぐ重要な部材で、ここにズレや隙間があると、雨水があふれたり外壁を汚す原因になります。
継手部分には専用の接着剤を使用し、雨水が漏れないよう確実に接続しました。
施工後は通水確認を行い、雨水がスムーズに排水されることを確認して工事完了となります。
千葉県木更津市|雨どい交換(施工後)



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こちらが、施工後の様子です。
一番上の金具まで確実に固定されているため、強風時でも外れにくい状態になっています。
また、軒樋と縦樋をつなぐ軒継手部分も新しく交換し、雨水の流れを最終確認。
雨水がスムーズに排水され、外壁に雨だれが出ないことを確認しました。
見た目もすっきりと整い、機能面・安全面ともに安心してお使いいただける状態に仕上がっています。
今回は強風による被害だったため、火災保険を活用して工事を行うことができ、自己負担を抑えた形での修理となりました。
千葉県木更津市|雨どい交換工事の概要
| 工事内容 | 雨どい交換工事(縦樋) |
|---|---|
| 工事期間 | 1日 |
| 工事費用 | 7万円 |
| 工事箇所 | 縦どい・呼びどい |
| 火災保険 | 強風被害として火災保険を申請し、実質自己負担0円 |
| 使用部材 | 【デンカアステック製】 ・角縦どい K35(黒) ・T字でんでん L30 ・角回転エルボ ・角エルボ ・角継手 |
担当者コメント
今回は、強風の影響で縦樋の金具が外れ、雨どいが正常に機能していない状態でした。

一部補修で済ませることも可能でしたが、築14年ということもあり、金具の劣化が進んでいたため、今後の再発防止を考えて縦樋と継手類を含めた交換をご提案しました。
また、被害状況から突発的な強風によるものと判断できたため、火災保険の申請を行い、お客様のご負担を抑えて工事を行うことができました。
雨どいは普段目につきにくい部分ですが、外れやグラつきを放置すると、外壁や基礎の劣化につながることもあります。
「強風のあと、雨どいの様子が気になる」
そんなときは、早めの点検をおすすめします。










