【お問い合わせのきっかけ】
今回ご相談いただいたのは、千葉県習志野市の管理会社様からのご依頼です。
入居者様より「雨が強い日に天井裏からポタポタと音がする」との連絡があり、現地調査のご依頼をいただきました。

担当者:後藤
雨どい交換工事の内容と段階的な対応のポイント
【施工前】


【施工後】

【工事内容】
2階部 軒樋交換工事(約18m)
【工事の詳細(費用・施工期間・使用材料)】
工事個所
2階軒樋(約18m)
施工期間
1日間
施工金額
約16万円
使用材料
半丸軒樋(ブラック)

雨どい交換工事前の状況(劣化の状態)
現地調査では、2階部分を中心に建物の状態を確認しました。
入居者様からご連絡のあった通り、2階の天井には雨染みが広がっており、一部では下地の傷みも見られる状態でした。
外部からの確認だけでは原因の特定が難しい状況でしたが、詳しく調査を行った結果、屋根や雨どいの劣化が複合的に影響している可能性が考えられました。
建物は築50年ほどで、購入後4年間は外回りのメンテナンスが行われていなかったとのこともあり、屋根・雨どいともに経年劣化が進行している状態でした。
そのため今回は、まず屋根葺き替え工事を行い、その後に軒樋交換、さらに下屋根塗装といった流れで、建物全体の防水性を順に改善していくご提案となりました。
この記事では、雨水の排水機能に大きく関わる軒樋交換工事についてご紹介します。
軒樋についての詳しい内容は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

雨どい交換工事の施工手順と作業内容
■既存軒樋・金具の撤去作業


劣化が進んでいた、既存の軒樋を取り外していきます。
今回のように長期間メンテナンスが行われていない場合、見た目以上に劣化が進行しているケースも多く、状態を確認しながら慎重に撤去を行います。
■受け金具の調整・交換


新しい軒樋を設置する前に、受け金具の状態を確認します。
雨水が適切に流れるよう勾配を調整していきます。
■新規軒樋の設置

新しい軒樋(半丸タイプ)を設置していきます。
屋根から流れてくる雨水がしっかり排水されるよう、勾配を確認しながら丁寧に取り付けていきます。
■部材の取り付け


軒樋同士をつなぐ継ぎ手や、角度を調整する曲がり部材、端部を塞ぐ止まり部材などを取り付けていきます。
接続部分から水漏れが起きないよう、細部まで確認しながら仕上げていきます。
■清掃・工事完了


すべての施工が完了した後、周辺の清掃を行い、雨水が正常に流れることを確認して工事完了です。
これまで発生していた雨音や雨水の漏れも解消され、安心してお過ごしいただける状態になりました。
まとめ|雨漏りの原因と段階的な改善のポイント
- 習志野市の築50年の住宅で、天井の雨染みと雨音が発生
- 調査の結果、屋根と雨どいの劣化が複合的に影響している状態
- 屋根葺き替え→軒樋交換→下屋根塗装の順で、段階的に改善を実施
- 2階軒樋(約18m)の交換工事を実施

天井の雨染みや雨音は「屋根だけ」「雨どいだけ」といった単体の原因ではなく、複数の要因が重なっているケースも少なくありません。
実際の現場でも、屋根と雨どいの両方に劣化が見られたため、工事の順番を考えながら段階的に改善していきました。
気になる症状がある場合は、部分的な補修だけでなく、建物全体の状態を踏まえた点検をおすすめします。










