雨樋の色あせはなぜ起こる?塗装の必要性と対策を解説します!

雨樋 色あせ

「雨樋が色あせて、家全体が古く見える気がする...」そんなお悩み抱えていませんか?

雨樋は、雨水を適切に排水する役割に加え、住宅の外観にも大きな影響を与える重要なパーツです。

しかし、紫外線や風雨にさらされることで、次第に色あせや劣化が進行します。

この記事では、雨樋の色あせの原因や塗装によるメンテナンスの必要性、塗装を行うタイミングや費用相場について、わかりやすく解説します。

家の美観と機能を守るために、適切な判断材料として、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

目次

雨樋の塗装はなぜ必要?

塗装

日々の紫外線や風雨によって、雨樋の表面は少しずつ劣化していきます。

特に、色あせや塗装のはがれが目立つと、家全体が古びた印象になってしまいます。

塗装により素材に保護膜をつくることで、ひび割れや破損のリスクを減らし、新築のような美しさを取り戻すことも可能です。

見た目を整えるだけでなく、雨樋本来の機能を守るうえでも、塗装は欠かせないメンテナンスといえるでしょう

下記の「雨どい」の関連ページも、ぜひ併せてご覧ください!

雨樋が色あせる主な原因

紫外線や風雨

色あせは避けられない現象ですが、主な原因を知ることで対策につながります。

紫外線や風雨による劣化

日差しにさらされる続けることで、塗料の色素が分解され、色あせが進行します。

また、風雨による汚れの付着や、摩耗も原因のひとつです。

劣化を放置していると、最終的には雨樋の破損や落下につながり、部分交換や全面取り換えといった高額な工事が必要になることもあります。

塗装の耐用年数

一般的なウレタン塗料やシリコン塗料は、約5~10年で劣化が目立ち始めます。

耐用年数を過ぎると、色あせだけでなく、塗膜のはがれやひび割れが起きることもあります。

雨樋塗装のベストなタイミングは?

塗装を行うベストなタイミングを知っておくことで、効率よくメンテナンスができます。

外壁塗装と同時が理想

外壁塗装
外壁塗装

雨樋塗装は、外壁塗装と同時に行うのが一般的でおすすめです。

足場の設置が一度で済むため、費用を抑えられるうえに、外観全体の統一感も出やすくなります。

色あせやはがれが目立つとき

チョーキング現象
チョーキング現象

塗膜が薄くなってツヤがなくなったり、表面が粉っぽくなる「チョーキング現象」が見られた場合も、塗り替えのサインです。

小さな劣化を見逃さず、早めの対応が大切です。

雨樋塗装に使われる塗料の種類と特徴

エスケープレミアムシリコン
※画像引用:エスケー化研(エスケープレミアムシリコン)

雨樋に塗装する場合、使われる塗料の種類によって、耐久年数や仕上がりの美しさに差が出ます。

ここでは、住宅塗装でよく使われる「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」の特徴を、表で比較してみましょう。

スクロールできます
塗料の種類特徴耐用年数価格の目安(1m辺り)
ウレタン塗料密着性が高く扱いやすい約5~7年約1,500円~
シリコン塗料一般的な住宅塗装の定番約7~10年約2,000円~
フッ素塗料高耐久・高性能な上位グレード約12~15年約3,500円~

なお、塩化ビニール製の雨樋には、塗料が密着しにくいことがあります。

そのため、事前に下地処理やプライマーの選定が重要になります。

雨樋の塗装前に知っておくべき注意点

色選び

塗装を成功させるには、事前の確認や準備も欠かせません。

まず、雨樋の材質によっては、塗料との相性が悪く、うまく定着しないケースもあります。

特に、塩化ビニール製の雨樋は、専用の下塗り材が必要です。

また、既存の塗膜が劣化している場合は、ケレン(研磨)などで、古い塗膜をしっかり除去する作業も大切です。

表面にひび割れや変形がある場合は、塗装よりも交換の検討が優先されることもあります。

色選びで失敗しないコツ

雨樋の色は、外観の印象を大きく左右するため、選び方も重要です。

一般的には、外壁や屋根と同系色を選ぶと、全体的に統一感が出て自然な仕上がりになります。

目立たせたくない場合は、壁になじむ色を、アクセントとして使いたい場合は、黒やこげ茶などの濃色もおすすめです。

また、色あせしにくい色としては、グレーやブラウンなどが挙げられます。

鮮やかな色ほど混色しやすいため、耐候性を考慮した選択がポイントです。

雨樋塗装の費用相場

費用相場

費用の目安を把握しておくと、見積もり時の判断材料になります。

項目費用の目安
雨樋塗装
(1mあたり)
約500円~
一般的な住宅の全体塗装
(20~30m)
約10,000円~
足場代
(外壁塗装と別の場合)
約100,000円~

外壁塗装と同時に行うことで、足場代を節約できるため、トータルのメンテナンス費用を抑えることにもつながります。

雨樋塗装はDIYできる?

DIY

雨樋は手が届きにくい場所にあるため、DIYでの塗装はおすすめしません。

自分で塗装を行う場合、費用を抑えられるというメリットはあります。

しかし、足場が必要な高さや複雑な形状だと、作業はかなり困難です。

また、塗りムラや塗膜の厚み不足によって、かえって早期劣化を招くこともあります。

一方、プロに依頼すれば、高所作業の安全性も確保され、仕上がりや耐久性にも安心感があります。

費用対効果を考えると、長く住む家であれば、プロに依頼するのが無難でしょう。

まとめ

雨樋の色あせは、家全体の印象を左右する要素であり、劣化のサインでもあります。

塗装による保護と美観の回復は、住宅の寿命を延ばすうえでも有効な対策です。

特に、外壁塗装と一緒に雨樋を塗装すれば、費用面や仕上がりの面でもメリットが大きいため、計画的なメンテナンスを検討しましょう。

eリフォームでは無料で現地調査を行っていますので、気になる点がございましたらお気軽にご連絡ください!

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

店長写真 eリフォーム店長 後藤

初めまして、eリフォームにご訪問下さいましてありがとう御座います。

店長の後藤まさるです。


突然ですが、『リフォームを頼んで失敗したご経験はおありでしょうか?』


私はありまして、過去実家のリフォームを家族が依頼し、よくわからないままにいい加減な工事をされてしまい、母が苦しんだのを覚えています。


人生でも数回しかリフォーム、特に屋根や防水工事などは行わないため、私と同じような思いをしてほしくないという思いから..eリフォームというお店を立上げました。


地味な我々ですが、丁寧で良いリフォーム工事をお届けできるよう全力を尽くすことをお約束致します。

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