雨漏りが起きたときの応急処置

バケツや洗面台で二次災害を防ぐ
基本的に配線には水に濡れないように絶縁処理がされていますが、築年数や処理の仕方によって漏電してしまうリスクがあります。
ビニールシートをかぶせる
屋根にブルーシートを被せることで、雨の日の雨漏りを一時的に抑えられます。
屋根の雨漏り発生箇所を断定するのは難しいため、なるべく大きなブルーシートを広範囲に被せるのがおすすめです。
風で飛ばされないように土嚢袋を置くこと防水テープも忘れずに!
漏電に注意
基本的に配線には水に濡れないように絶縁処理がされていますが、築年数や処理の仕方によって漏電してしまうリスクがあります。
雨漏りは自然に直る?自分で直せる?
雨漏りが自然に直ることはありません。
自分で直そうとしてむやみに水漏れ箇所を塞ぐと、雨水が溢れてしまい天井内部や壁内部を通って他のルートに流れていってしまいます。
また、原因の特定が非常に難しいため、自分で修理するのはとても危険です。
雨漏りの修理費用
雨漏りの原因箇所により修理費用が異なります。
修理箇所 | 費用 |
屋根 | 1~200万円 |
外壁 | 5~280万円 |
ベランダ・バルコニー | 3~250万円 |
天井 | 3~25万円 |
窓サッシ・天窓 | 3~90万円 |
屋上 | 50~250万円 |
屋根や外壁全体の張り替え、塗り替えになってしまうと100万円以上の費用がかかることもあります。
雨漏り調査方法
目視調査
建物を目視で確認し異常の有無を調査します。
ひび割れやピンホール・亀裂などがあるかを見て原因を探します。
散水調査
目視調査で発見した箇所に実際に水をかけて調査します。
赤外線サーモグラフィ調査
建物の表面の熱画像を撮影、水によって温度が低下した箇所を探します。
熱画像の解析技術が必要な為、調査者のスキルによって精度が異なります。
発光液調査
雨漏りの可能性がある箇所に発光液を注入し、紫外線を照射して流れてくる色から漏れの場所を特定します。
また調査方法にはメリット・デメリットがあります。
希望や建物の状況に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。
放置するとどうなる?

雨漏りを直さず放置していると、徐々に下地まで劣化が進み腐食・腐敗が進んでしまいます。
下地から直すことになった場合、大掛かりな工事になり高額な修理費用がかかってしまいます。
まとめ
定期点検・メンテナンスをして雨漏りを未然に防ぎましょう。
もし、雨漏りしてしまったら応急処置をして被害を広げないようにしましょう。
また自分で修理を行うのはとても危険です。
プロに修理の依頼をしましょう