アルミ製の雨樋とは?価格・特徴・注意点を詳しく解説します!

アルミ製 樋

アルミ製の雨樋は、軽くてサビに強く、美観も保ちやすいことから、近年注目されている素材のひとつです。

特にスチールや塩化ビニール樹脂など、他の雨樋素材に比べて劣化が目立ちにくく、住宅の外観にも馴染みやすい点が人気の理由です。

また、アルミは加工性にも優れデザイン性を重視する住宅でも幅広く採用されています。

この記事では、アルミ製の雨樋の特徴や他素材との違い、価格帯、施工時の注意点までわかりやすく解説します。

リフォームや新築時の素材選びで迷っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

アルミ製雨樋とは?

アルミ製雨樋

※画像引用:(株)タニタハウジングウェア

アルミ製の雨樋は、軽量でサビにくいという特性を持つ素材で作られた雨樋です。

耐久性とデザイン性を兼ね備えており、特に高級住宅やデザイン住宅、別荘、さらには公共施設など幅広い建物で採用されるケースが増えています。

一方で、現在もっとも一般的に普及しているのは、塩化ビニール樹脂製の雨樋です。

アルミ製の雨樋は、塩化ビニール樹脂製と比べて、耐久性や見た目の質感などで差別化される素材として注目されています。

下記の「雨どい」の関連ページも、ぜひ併せてご覧ください!

アルミ製雨樋の特徴とメリット

メリット

ここでは、アルミ製の雨樋ならではの魅力を、3つに分けてご紹介します。

サビにくく長寿命

アルミは酸化しやすい性質を持つ一方で、酸化被膜(自然にできる膜)によって、表面が保護されます。

このため、鉄やスチールと異なり、サビにくく耐久性が高いのが特徴です。

長期間メンテナンス無しでも美観を保ちやすいのも、大きな利点と言えます。

軽量で建物への負担が少ない

アルミ素材は非常に軽く、施工性にも優れています。

重量が軽いため、建物への負担が少なく、耐震性の観点からも安心感があります。

雨樋の取付け金具や、接合部の劣化リスクも軽減できるでしょう。

デザイン性と施工性のバランスが良い

アルミ製の雨樋は、金属ならではのスマートな質感をもち、スタイリッシュな外観の住宅とも相性抜群です。

また、シルバーやブラックなど、ベーシックなカラーが揃っており、建物に合わせたシンプルで上品な仕上がりが可能です。

軽量な素材のため、施工しやすく、取り付け時の負担も少ないという特徴があります。

加えて、表面が滑らかで汚れが付着しにくく、掃除や点検も比較的楽に行える点も見落とせない魅力です。

メンテナンスの負担を減らしたいという人にも、アルミ製の雨樋はお勧めの選択肢です。

見た目の美しさと扱いやすさの両立ができることから、今後さらに注目される素材ともいえます。

アルミ製雨樋の注意点とデメリット

デメリット

機能性に優れたアルミ製ですが、いくつか注意点も存在します。

費用がやや高め

アルミ製の雨樋は、塩化ビニール樹脂製やガルバリウム鋼板製と比べて、材料費がやや高くなる傾向にあります。

特に、長さや形状が特殊な住宅では、加工や施工費用も加算されやすいため、事前の見積もり確認が重要です。

部材の選択肢が少ない場合も

アルミ製の雨樋は、製造しているメーカーが限られることもあり、選べる形状や色が少ない場合があります。

特定のブランド・仕様にこだわる場合は、施工業者とよく相談しておく必要があるでしょう。

アルガ―製の雨樋とは?

アルガ―製

※画像引用:(株)アルガ―

アルミ製の雨樋と言えば、「アルガ―」というブランド名を耳にした人もいるかもしれません。

これは、アルミ素材に特化した雨樋メーカーの商品名で、高耐久・軽量・美しいデザインが特徴です。

ただし、現在は取り扱いのある業者や地域が限定的なため、すべての住宅で導入できるとは限らない点には注意が必要です。

アルミ製雨樋の費用相場と寿命

費用と寿命

アルミ製の雨樋を選ぶ際に、気になるのが費用と耐久性ではないでしょうか。

ここでは、施工時のコストや、どれくらい長く使えるのかといった基本情報をご紹介します。

項目目安
価格相場(1mあたり)約1,000円~
耐用年数約20~30年
メンテナンス頻度約10年に1回の点検

※価格は、地域や施工条件によって異なります。

アルミ製の雨樋には魅力的な特性がありますが、他にもステンレス製など、素材によって異なるメリットがあります。

それぞれの雨樋素材の違いを知って比較したい人は、下記の関連記事「SUS雨樋とは?」も、ぜひご覧ください!

アルミ製雨樋はこんな住宅におすすめ

沿岸部
沿岸部にある住宅
  • モダン・スタイリッシュな住宅を目指したい人
  • 沿岸部など、塩害が気になる地域にお住まいの人
  • 長期的にメンテナンスコストを抑えたい人

上記のような人には、アルミ製の雨樋は非常におすすめの素材といえるでしょう。

見た目・耐久性・施工性のバランスがよく、長く安心して使える選択肢です。

まとめ

アルミ製の雨樋は、耐久性やデザイン性に優れた素材であり、メンテナンス性の高さからも多くの住宅に採用されています。

初期費用はやや高めではあるものの、長い目で見ればコストパフォーマンスの良い選択肢といえるでしょう。

「うちの家にもアルミ製の雨樋が合うのかな?」「交換を検討しているけど、費用や工事内容が心配、、、」

そんなときは、アルミ製の雨樋を理解したうえで、適した施工業者に相談してみてください。

eリフォームでは無料で現地調査を行っています。

お住まいやご希望に合わせた最適なご提案をいたしますので、気になる点がございましたらお気軽にご連絡ください!

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

店長写真 eリフォーム店長 後藤

初めまして、eリフォームにご訪問下さいましてありがとう御座います。

店長の後藤まさるです。


突然ですが、『リフォームを頼んで失敗したご経験はおありでしょうか?』


私はありまして、過去実家のリフォームを家族が依頼し、よくわからないままにいい加減な工事をされてしまい、母が苦しんだのを覚えています。


人生でも数回しかリフォーム、特に屋根や防水工事などは行わないため、私と同じような思いをしてほしくないという思いから..eリフォームというお店を立上げました。


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