FRP防水をしているのに水が溜まるのはなぜ?その原因を解説!

「FRP防水の水溜り」と書かれた画像

今回の記事は、こんな人向けに書いています。

・ベランダに水溜りができる…
 FRP防水工事をしているのになぜ⁈

・水溜りを防ぐ方法を知りたい!

「最近雨が降るとベランダの床に水が溜まる」ということはありませんか?

FRP防水工事をしているのに水が溜まる原因は、排水口の詰まりやFRP防水層の劣化、ベランダ床の勾配不良などです。

ベランダの水溜りを放置すると床の防水機能が低下し、雨漏りや建物自体の劣化が進行する可能性が高くなります。

この記事では、FRP防水で水が溜まる原因水溜りを防ぐ方法FRP防水を長持ちさせる方法などを解説しています。

ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

目次

FRP防水で水が溜まる原因

ベランダの床に水が溜まっている写真

初めに、FRP防水で水が溜まる原因を3つ説明します。

【水溜りの原因】
排水口の詰まり
FRP防水層の劣化
ベランダ床の勾配不良

排水口の詰まり

1つ目の原因は、排水口の詰まりです。

排水口に溜まったゴミや落ち葉などが原因で、水の流れが悪くなって詰まることがあります。

排水口は水が流れていく場所のため、ゴミや落ち葉、ホコリなどが溜まりやすい場所でもあるので、定期的な掃除をすることが大切です。

FRP防水層の劣化

2つ目の原因は、FRP防水層の劣化です。

FRP防水は紫外線に弱いため、紫外線対策がしっかりをできていないとFRP防水層の劣化に繋がります。

FRP防水層の劣化の症状は、トップコートのひび割れや剥がれなどです。

部分的なひび割れや剥がれであっても、そこから劣化が進行していくため、放置せず早めに専門の業者へ見てもらいましょう!

ベランダ床の勾配不良

3つ目の原因は、ベランダ床の勾配不良です。

ベランダの床は水が排水口に流れていくために勾配がつけられています。

ベランダ床の施工時に勾配の不良があると、排水口に水が流れていかずとどまったり、逆に室内側に水が流れてきたりすることがあります。

FRP防水で水が溜まらないようにする方法

ほうきとちりとりの写真

FRP防水で水が溜まらないようにするためには、定期的な掃除を行うことです。

定期的な掃除を行うことで、ベランダ床のFRP防水機能を長持ちさせることもできます。

定期的に掃除をする

ベランダの床は、ホコリや砂、落ち葉、ゴミなどが溜まりやすい場所です。

溜まったホコリやゴミなどを放置しておくと、排水口の詰まりの原因となり、最終的に雨漏りの発生や建物自体の劣化に繋がります。

風が強い日の翌日などは、排水口まわりを含め、ベランダの掃除を行いましょう!

FRP防水を長持ちさせる方法

FRP防水を長持ちさせる方法は以下の2つです。

【長持ちさせる方法】
定期的なメンテナンス
重い物を置かない!引きずらない!

定期的にメンテナスをする

トップコートを塗布している様子
トップコートを塗布している様子

1つ目の方法は、定期的にメンテナンスをすることです。

ベランダは屋外にあるため、常に太陽光が当たり紫外線や熱、雨風、砂、雪、海岸地域では潮風による塩害、地震など様々なものから影響を受けています。

ベランダの床に使用されているFRP防水は紫外線に弱いため、定期的にトップコートを塗り替えて防水機能を保つ必要があります。

ちなみにトップコートの塗り替え期間は、おおよそ5年に1回です。

紫外線が当たり続けた影響で起こる、ひび割れや膨れ、剥がれなどを見つけた場合は放置せず、専門の業者に見てもらいましょう!

ベランダ床に置くものには注意が必要!

ベランダにすのこと植木鉢を置いている写真
避けた方が良い例

2つ目の方法は、ベランダ床に置くものには注意をすることです。

ベランダに植木鉢や家具を置いたり、すのこを敷いたりしているご家庭も多いのではないでしょうか。

これらをベランダの床に置く場合は、置いているものの下に砂やホコリ、ゴミが溜まりやすくなるため注意が必要です。

また、植木鉢や家具、すのこなどを引きずって移動させるのもトップコートの防水機能の低下につながります。

必ず重いものは2人以上で、持ち上げて移動しましょう!

FRP防水の工事直後に水が溜まる原因

ベランダに水が溜まっている写真

工事直後に水が溜まる原因
 正常に防水機能が働いているから!

FRP防水工事を行った後、雨が降ったら水が溜まっていることがあります。

水が溜まる原因は、ベランダ床表面の防水機能が正常に働いているからです。

FRP防水工事を行う前は、ベランダ床の表面の防水機能は低下しており、水の弾きが悪い上ベランダの床に雨水が浸透していきます。

上記の写真のように、FRP防水工事後の水が溜まる症状は一時的なものです。

日が経つにつれて、ベランダ床の表面に小さなホコリや砂などが付着し、水が溜まる症状も少しずつ改善していきます。

まとめ

【FRP防水で水が溜まる原因】
排水口の詰まり
FRP防水層の劣化
ベランダ床の勾配不良

【水が溜まらないようにする方法】
定期的に掃除をする!

【FRP防水を長持ちさせる方法】
定期的なメンテナンス
重いものを置かない・引きずらない

【FRP防水工事直後の水溜り】
正常に防水機能が働いている証拠!
 時間経過で改善される

eリフォームではFRP防水工事以外にも、雨どい工事や、外壁、屋根などの工事を行っています。

ご家庭で気になる点や不安な点がありましたら、何でもお気軽にご相談ください!

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

店長写真 eリフォーム店長 後藤

初めまして、eリフォームにご訪問下さいましてありがとう御座います。

店長の後藤まさるです。


突然ですが、『リフォームを頼んで失敗したご経験はおありでしょうか?』


私はありまして、過去実家のリフォームを家族が依頼し、よくわからないままにいい加減な工事をされてしまい、母が苦しんだのを覚えています。


人生でも数回しかリフォーム、特に屋根や防水工事などは行わないため、私と同じような思いをしてほしくないという思いから..eリフォームというお店を立上げました。


地味な我々ですが、丁寧で良いリフォーム工事をお届けできるよう全力を尽くすことをお約束致します。

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