ベランダ・バルコニーの内壁はDIYできる?外壁塗装方法や業者の選び方を解説!

内壁塗装している画像

「ベランダ・バルコニーの壁から白い粉っぽいのが付くようになった気がする…」

「ベランダ・バルコニーの内壁だったらDIYしてなんとかできないかな?」

「費用抑えられるし、自分好みにできるかも…」

そう考えている人いらっしゃいませんか?

もし、できるのなら、自分でやりたいですよね。

この記事では、ベランダ・バルコニーの内壁をDIYしたいと考えている人に向けて外壁塗装や防水塗装の工法、業者の選び方について詳しく解説します。

目次

ベランダ・バルコニーの内壁の外壁塗装はDIYはできる?


結論から言うとDIYはできますが、おすすめしません

おすすめしない理由は、3つあります。

業者に依頼してやるよりも質が劣ってしまう

外壁塗装には、知識が必要です。

ミスをしてすぐ塗料が剥がれてしまったり、綺麗に仕上がらないということがあります。

誤って素材に合わない塗料を塗ってしまい、塗膜が膨れてしまった…なんてこともあるので気を付けましょう。

時間がかかる

DIYで外壁塗装を行う場合、知識がないため、まずは知識をネットやYouTubeの動画などで調べるところから始めます。

知識を得たあとも、天候に邪魔されたり、作業ごとに一つ一つ確認をしたり、失敗してやり直すなどでなかなか思い通りに作業が進みません。

DIYで外壁塗装をやろうと決めて、大体、1ヶ月〜3ヶ月はかかるでしょう。

逆に業者に依頼した場合、費用はかかりますが、最短で2日で作業が完了します。

最低限揃えなければならない道具がたくさんある

ベランダ・バルコニーの外壁塗装をDIYでやろうと思ったときに必要になるものが以下になります。

・高圧洗浄機(業務用が望ましい)
・掃除機
・塗装用ローラー 2個
・はけ
・塗装用のバケツ
・ビニール手袋
・シート

マスキングテープ
・塗料(外壁の素材に合わせて選ぶ)

・養生用のビニール
・下地補修材
・高圧洗浄機がない場合外壁用洗剤、ブラシ

費用は、業者に依頼するよりは抑えられますが、高圧洗浄機は特に高額です。

やる手間、耐久性、揃えた後の道具のしまい場所など、よく考えてDIYするか決めましょう。

ベランダ・バルコニーの内壁の外壁塗装の方法

ベランダ・バルコニーの外壁塗装する場合、以下の5つの手順でやってきます。

DIYでやる場合も同じです。

STEP
高圧洗浄

外壁の汚れや古い塗料があった状態だと上手く新しい塗料が定着しないので、必ず落としましょう。

チョーキング(古い塗料のこと、白っぽい粉のようなもの)が出ている場合は、汚れの度合いにもよりますが、酷いと家庭用の高圧洗浄機では落ちない可能性があるので業務用を用意すると用意するといいでしょう。

洗浄後は必ず乾燥させてください

事故やケガに繋がる可能性があるため、高圧洗浄機の取り扱いには十分気を付けましょう。

STEP
養生

塗料を塗らないところにビニールやシートを貼る作業です。

塗らない部分を保護するために張るだけではなく、綺麗に貼ると塗った部分と塗らない部分の境目を綺麗にすることができます。

この境目を綺麗にするのは、経験がないとかなり難しいです。

養生なしでおこなうと家の周りはもちろん、近隣の家に飛散させてしまい、ご近所トラブルに発展することもあります。

しっかりビニールやシートを貼りましょう。

STEP
下地補修

ひび割れ(クラック)の塗装をします。

幅0.3㎜未満かつ深さ1㎝未満の場合、DIY可能です。

それ以上にひび割れている場合は、業者に依頼しましょう。

ただ埋める、塞ぐのではなく外壁の材質や次の工程の4で使用する塗装の塗料によって充填剤(コーキング材)を選びます。

DIYでおすすめの充填剤(コーキング材)は、変成シリコン系です。

また、下地材も外壁材に合わせたものを選ばなくてはなりません。

今回は、よく使われる下地材2材と外壁材4材で相性を比較します。

スクロールできます
外壁材フィラーシーラー
窯業系サイディング材
金属系サイディング材
モルタル
ALC

相性が悪いとトラブルの元になりますので、下地材選ぶ際は相性も見つつ決めましょう。

STEP
塗装

中塗り、上塗り用の塗料も外壁材、下地材にあった塗料を選ばなくてはなりません。

中塗り、上塗り用の塗料は、いくつか種類があります。

DIYで使用する場合は、水性のシリコン塗料のものがおすすめです。

外壁材別ですと、以下の通りのものを使うといいでしょう。

・窯業系サイディング材…透湿性の高い塗料がおすすめ

・金属系サイディング材…透湿性の高い塗料がおすすめ


・モルタル…弾性塗料がおすすめ アクリル100%塗料など


・ALC…透湿性の高い塗料がおすすめ

中塗り、上塗りと同じ塗料を2回塗り、しっかり乾燥させましょう。

適切な厚みで均一に塗ることが重要です。

乾燥時間が違うので、確認してください。

STEP
仕上げ

工程の2で貼った養生を撤去します。

貼ったテープ、マスキングテープ等を雑に剥がすと塗装も剥がれる可能性があるので、丁寧に剥がしましょう。

細かい塗り残しがあれば補修し、なければ完成です。

ベランダ、バルコニーの防水塗装の工法

ベランダ・バルコニー防水塗装では、3つの工法があります。

・FRP防水
・ウレタン防水
・シート防水

FRP防水

FRPとは「Fiber Rrinforced Plastic」で繊維強化プラスチックの略称です。

ガラス繊維で補強されたプラスチックのことをさします。

樹脂とガラス繊維などを一体にした塗膜防水工法です。

ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン樹脂の液体をローラー等で厚く塗り重ね、硬化させて防水層を形成する工法です。

シート防水

シート防水とは、塩化ビニールや合成ゴム等のシートを敷き、防水層を形成する工法です。

接着剤でシートを下地へ固定する「密着工法」と専用の機械を使ってシートを貼る「機械固定工法」があります。

ベランダ・バルコニーでは、あまり使用するケースは少なく、主に屋上防水で使用されることが多いです。

外壁塗装、ベランダ、バルコニー防水塗装の業者の選び方

・しっかり時間をかけて点検してくれる

・詳細に見積もりを記載してくれる


・地元での施工実績、口コミがあるか

・アフターケアがしっかりしている

業者に依頼する際に上記4点がしっかりしているところは、安心できる業者さんの可能性が高いです。

複数の業者に見積もり依頼をし、その中から安心できる業者を選びましょう。

また、外壁塗装・ベランダ・バルコニーの防水塗装が一緒にできるかを必ず確認してみてください。

まとめ

最後までご拝読いただき、ありがとうございました。

eリフォームでは、修理のご相談、お見積り等受け付けております。

お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

店長写真 eリフォーム店長 後藤

初めまして、eリフォームにご訪問下さいましてありがとう御座います。

店長の後藤まさるです。


突然ですが、『リフォームを頼んで失敗したご経験はおありでしょうか?』


私はありまして、過去実家のリフォームを家族が依頼し、よくわからないままにいい加減な工事をされてしまい、母が苦しんだのを覚えています。


人生でも数回しかリフォーム、特に屋根や防水工事などは行わないため、私と同じような思いをしてほしくないという思いから..eリフォームというお店を立上げました。


地味な我々ですが、丁寧で良いリフォーム工事をお届けできるよう全力を尽くすことをお約束致します。

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