強風のあと「カンッ」という音がして屋根を見ると、棟板金が外れていた!
そんなとき「もし隣の家や車に当たっていたらどうしよう」と、不安になる人も多いのではないでしょうか。
実は、棟板金が飛んで隣家に被害を与えた場合、損害賠償を求められることもあるのです。
しかも、経年劣化や釘の緩みが原因だと「自然災害」では済まされないケースもあります。
この記事では、棟板金が飛んでしまったときに起こり得る損害賠償のリスクや火災保険での補償範囲、後悔しないための事前対策をわかりやすく解説します。
放置して、後から高額な修理費を負担する前に、早めの点検・補修で安心を取り戻しましょう。
棟板金が飛ぶと隣家にどんな被害が出る?

棟板金は、屋根の頂上部分に取り付けられている金属のカバーです。
台風や突風でここが外れると、軽いものでも風にあおられて勢いよく飛び、周囲の建物に衝突することがあります。
特に多いのが、下記のようなケースです。
- 隣家の屋根や外壁を傷つける
- 駐車中の車をへこませる
- フェンスや窓ガラスを割る
金属製の棟板金は想像以上に硬く、角が鋭いため、人や車に当たると大きな事故になる可能性もあります。
また、「飛んで行った方向」だけでなく「落下した場所」にも注意が必要です。
庭先や通路などに落ちたままだと、次の強風でさらに飛ばされ、被害が広がる恐れもあります。
見つけたらむやみに触らず、まずは業者に連絡して安全を確保しましょう。
棟板金について知りたい方は、ぜひ下記の関連記事をご覧ください↓

棟板金が飛んで隣家を傷つけたら損害賠償になる?

もし棟板金が飛んで隣の家や車を傷つけた場合、損害賠償の責任を問われる可能性があります。
ただし、すべてのケースで「賠償しなければならない」というわけではありません。
ポイントとなるのは、“過失”があったかどうかです。
例えば、、、
- 記録的な台風や竜巻など「想定外の強風」が原因で飛んでしまった場合
-
⇒自然災害として免責になるケースが多い
- 「釘が錆びていた・板金が浮いていた」など以前から経年劣化があった場合
-
⇒経年劣化を放置していた場合は過失とみなされる可能性がある
つまり、同じ「飛んだ」という事実でも、日ごろの点検・メンテナンスをしていたかどうかで結果が変わります。
損害額が数十万円に及ぶこともあるため、被害を与えた側・受けた側のどちらにとっても大きな問題です。
また、近隣トラブルに発展することも少なくありません。
「謝罪したのに許してもらえない」など、感情的なもつれも引き起こりやすいポイントです。
だからこそ「自然災害だから仕方ない」と思い込まず、事実関係を整理し、専門業者や保険会社に早めに相談することが大切です。

棟板金交換工事の施工事例はこちらをご覧ください!
棟板金が飛んだ場合、火災保険で補償されるケースもある


棟板金が飛んでしまったとき、自宅や隣家の被害を火災保険で補償できる場合があります。
ただし、どの範囲まで適用されるかは契約内容によって異なるため、まずは仕組みを知っておきましょう。
自宅の修理費用に使える「風災補償」


風や台風などの突発的な災害による破損は、火災保険の「風災補償」でカバーされることがあります。
以下は、補償されるケースです↓
- 台風で棟板金が飛んだ
- 強風で下地や防水部分が傷んだ
- 飛来物で屋根材が破損した
ただし、経年劣化や施工不良が原因だと対象外になることも。
また、発見から時間が経つと「いつの被害か不明」とされることもあるため注意が必要です。
被害を見つけたら、できるだけ早めに専門業者へ調査を依頼しましょう。
現場の状況をまとめた調査報告書を添付すると、火災保険の申請もスムーズに進みやすくなります。
隣家への損害は「個人賠償責任特約」でカバーできることも


もし棟板金が飛んで隣家の屋根や車を傷つけた場合、火災保険に「個人賠償責任特約」が付いていればカバーできることがあります。
この特約は、日常生活の中で他人にけがや損害を与えたときに補償してくれる仕組みです。
1つの契約で、家族全員が対象になることも多いです。
- 飛んだ棟板金が隣家の屋根瓦を割った
- 落下した部材で隣家の車を傷つけた
上記のようなケースも、条件を満たせば自己負担ゼロで対応できる可能性があります。
ただし、経年劣化や事前の不備が原因と判断された場合は対象外になることもあるため、注意が必要です
「うちの保険特約ついてたっけ?」という人は、一度確認しておくと安心です。
まとめ
棟板金が飛ぶと、自宅だけでなく隣家への被害につながる恐れがあります。
被害が出た場合には、修理費や賠償責任が発生するケースもあるため、放置せず早めの対応が大切です。
また、火災保険で補償される可能性があるため「自然災害による被害か」「経年劣化が原因か」を確認したうえで、加入している保険会社や施工業者に相談してみましょう。
被害を防ぐには、下記がポイントとなります。
- 定期的な屋根点検
- 強風・台風後のチェック
- 棟板金の浮きや釘の緩みの早期発見
見た目にはわかりにくい部分でも、専門業者に点検を依頼すれば、早期に異常を見つけられます。
eリフォームでは棟板金の点検・交換工事を多数行っていますので、「もしかしてうちも?」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください!










