ウレタン防水の部分補修は何をする?劣化の症状と部分補修の内容・費用を紹介!

「ウレタン防水の部分補修」と書かれた画像

今回の記事は、こんな人向けに書いています。

・ウレタン防水の部分補修の内容・費用を知りたい!

・ウレタン防水が劣化する原因を知りたい!

・ウレタン防水の劣化症状を知りたい!

ウレタン防水の部分補修は2つあり、部分的なシーリング処理またはウレタン防水工事です。

ウレタン防水の劣化原因は、紫外線や雨風、重いものを落とすことなどが考えられます。

劣化を防ぐためにも、定期的なメンテナンスは大切です。

この記事では、ウレタン防水の基礎知識、ウレタン防水の劣化症状、補修内容・費用を紹介しています。

さらにeリフォームで施工した事例も挙げていますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

目次

ウレタン防水とは

防水材を塗っている写真

ウレタン防水とは液状のプラスチック樹脂で、比較的工事の費用が安く複雑な地形でも使用可能な防水工事です。

しかし、防水材が完全に乾くまでに時間がかかるため、工事日数が長くなるデメリットもあります。

ウレタン防水が使用されている場所として、ベランダや屋上など主に雨風にさらされる場所に多く用いられています。

耐用年数は約8~10年ですが、あくまで目安なのでひび割れなどを発見した場合には放置をせず早めの補修が必要です。

ウレタン防水の劣化の症状

以下の3つの症状を紹介します。

【紹介する症状】
剥がれ/ひび割れ/膨れ

剥がれ

ウレタン防水が剥がれている写真

1つ目の症状は、剥がれです。

【原因】
・紫外線や雨風などの影響
・鋭利なものを落とした/重いものを引きずった

ベランダや屋上などは太陽光による紫外線や雨風など、毎日負荷がかかっています。

これらの負荷の影響によって劣化が進行して、剥がれが生じます。

また、鋭利なもの落とすことや、室外機や植木鉢など重いものを引きずることで、ウレタン防水が剥がれる恐れがあるため注意が必要です。

重いものをウレタン防水の上に設置をする場合は、2人以上で持ち上げて移動させましょう。

ひび割れ

屋上の小さなひび割れの写真

2つ目の症状は、ひび割れです。

【原因】
・紫外線や雨風などの影響
・大きな気温の変化(猛暑や寒波など)
・冬場の凍結と融解

気温の大きな変化(猛暑や寒波など)によって、ウレタン防水は負荷を受けてひび割れが起こります。

また既にひび割れが起きている状態で、冬場の凍結や融解などが起こると、さらにひび割れが拡大する可能性があるため注意が必要です。

上記の写真の場合、表面のトップコートだけがひび割れている可能性が高いため、部分的にシーリング処理を行います。

ひび割れが広範囲の場合は、全面のウレタン防水工事が必要になる可能性もあります。

膨れ

ウレタン防水が部分的に膨れている写真

3つ目の症状は、膨れです。

【原因】
・施工不良
・劣化部分からの雨水の侵入
・経年劣化
・下地の水分

ウレタン防水の膨れの原因は、施工不良劣化部分から内部に雨水が侵入することです。

施工不良の場合であれば防水材の乾燥不足や防水材の塗布量が多すぎることが考えられます。

上記のような施工不良があると、内部に残った水分が蒸発して膨れが発生します。

劣化部分からの雨水の侵入は、主に目地部分に施されたシーリングが劣化していることが主な原因です。

ウレタン防水の部分補修の内容

部分的にウレタン防水を除去している写真
部分的にウレタン防水を除去している様子

ひび割れが5箇所くらいであれば、シーリング処理のみ行います。

シーリング処理は、ひび割れ部分などの隙間を埋める役割があるため、雨水などの侵入を防ぐことができます。

ひび割れを含め、剥がれや膨れの症状が広範囲にある場合は内部の防水層の防水機能が低下している可能性が高いため全面の防水工事が必要です。

下記は部分的な剥がれや膨れが生じた場合の補修内容です。

  • 劣化部分をカッターで切り、防水層を除去する
  • 除去部分とトップコートの段差をなくすために、段差部分を削る
  • プライマー(接着剤)を塗布する
  • 防水材を塗布する
  • 完全に乾いたらトップコートを塗布して補修完了

ウレタン防水の部分補修の費用

費用を示す写真
一般的な費用eリフォームでの費用
シーリング処理3,000~5,000円/m~2,500円/m~
ウレタン防水工事4,000~7,500円/㎡~3,500円/㎡~

劣化の状態や、補修内容によって費用は異なるため、上の表は目安として示しています。

eリフォームでは無料で現地調査を行っていますので、気になる点がございましたらお気軽にご相談ください!

施工事例をみてみよう

eリフォームで実際に施工した事例を紹介します。

まとめ

【ウレタン防水が部分的に劣化する原因】
・紫外線や温度差
・重いものを引きずる行為など

【部分補修の内容】
・小さなひび割れ(5箇所以下)
 シーリング処理

・剥がれや膨れ
 劣化部分を除去後、部分的な防水工事を行う

部分的な補修をする場合には、どのくらいの症状なのか、補修費用はいくらかかるのかなどを専門の業者と事前に確認をすることが大切です。

小さな劣化は放置をすると雨漏りの原因となるため、劣化の症状を見つけた場合は早めに専門の業者に相談をしましょう。

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

店長写真 eリフォーム店長 後藤

初めまして、eリフォームにご訪問下さいましてありがとう御座います。

店長の後藤まさるです。


突然ですが、『リフォームを頼んで失敗したご経験はおありでしょうか?』


私はありまして、過去実家のリフォームを家族が依頼し、よくわからないままにいい加減な工事をされてしまい、母が苦しんだのを覚えています。


人生でも数回しかリフォーム、特に屋根や防水工事などは行わないため、私と同じような思いをしてほしくないという思いから..eリフォームというお店を立上げました。


地味な我々ですが、丁寧で良いリフォーム工事をお届けできるよう全力を尽くすことをお約束致します。

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