【お問い合わせのきっかけ】
千葉県八千代市にお住まいのお客様よりご相談いただきました。
「ベランダと玄関ポーチ上の防水メンテナンスを検討している」とメールでお問い合わせをいただきました。
これまで雨漏りなどの大きなトラブルはなかったものの、築年数的にもそろそろメンテナンスが必要か気になっており、まずは現状を確認したいとのご相談でした。

担当者:後藤
ベランダ防水工事の内容|既存防水を活かした重ね施工
【施工前】


【施工後】

【工事内容】
ベランダ防水工事(既存塩ビシート上からの重ね施工)
【工事の詳細(費用・期間・使用材料)】
施工箇所
ベランダ
施工期間
2日間
施工金額
約23万円
使用材料
・アトレーヌ防水材
・トップコート材

防水はまだ大丈夫?現地調査で分かった“本当に必要な工事”とは
今回のお客様は、2年前の外壁塗装時にベランダ防水の提案を受けていたものの、雨漏りなどの不具合がなかったため一度見送られていました。
ただ、築17年というタイミングや今後の劣化への不安もあり、「このままで大丈夫なのか」と感じていたことから、今回ご相談いただいています。
実際に現地調査を行ったところ、既存の塩ビシート防水には大きな破れや浮きは見られず、すぐに全面改修が必要な状態ではありませんでした。
そこで今回は、既存の塩ビシート防水の状態を確認したうえで、撤去は行わず既存防水を活かした重ね施工(アトレーヌ防水)によるベランダ防水工事をご提案しました。
ベランダ防水の費用相場について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください↓

ベランダ防水工事の様子(施工の流れ)
■施工前の様子



ベランダには既存の塩ビシート防水が施工されており、その上にスノコやタイルが敷かれている状態でした。
大きな破れや浮きは見られませんでしたが、一部では防水シートの剥がれが確認でき、経年による劣化が進み始めている様子でした。
また、室外機が1台設置されていたため、施工時の作業スペースや納まりにも配慮が必要な状況でした。
■高圧洗浄


高圧洗浄を行い、表面に付着している土汚れや埃などを、しっかりと洗い流します。
排水口のゴミ受け(ストレーナー)も、丁寧に清掃します。
■下地処理(アセトン拭き・シーリング処理)


アセトン拭きを行い、油分や細かな汚れを取り除いて、防水材がしっかり密着する状態にします。
また、床面と立ち上がり部分のつなぎ目など、防水層の弱点になりやすい箇所にはシーリング処理を行い、雨水が入り込みにくい状態に整えていきます。
■プライマー塗布

下地処理が完了した後、防水材の密着性を高めるためにプライマーを塗布します。
特に今回は、既存防水層の上からの重ね施工となるため、下地との接着力を確保する重要な工程となります。
■アトレーヌ防水施工(1層目)

プライマー乾燥後、アトレーヌ防水材を塗布していきます。
既存の塩ビシートの上から新たに防水層を形成していくため、塗りムラや塗り残しが出ないよう均一に施工していきます。
特に立ち上がり部分や取り合い部は雨水が入りやすいため、丁寧に仕上げていきます。
■アトレーヌ防水施工(2層目)

1層目の乾燥後、防水層をさらに重ねていきます。
重ね塗りを行うことで膜厚を確保し、防水性能と耐久性を高めます。
■トップコート仕上げ

最後にトップコートを塗布し、防水層を保護します。
紫外線や雨風から防水層を守る重要な役割があり、美観の向上にもつながります。
全体を均一に仕上げ、耐久性を高めていきます。
■施工完了



施工完了後は、防水層がしっかりと形成され、今後の劣化リスクを抑えた状態となりました。
室外機を元に戻して、完工です。
まとめ|「まだ大丈夫?」と迷ったときの防水工事の考え方
- 築17年で雨漏りはないものの、防水メンテナンスを検討されていたケース
- 過去に100万円以上の提案もあったが、現地調査で全面改修は不要と判断
- 一部に防水シートの剥がれが見られ、劣化の初期症状が確認された
- 既存の塩ビシート防水を活かした重ね施工で対応
- コストを抑えつつ、防水性能の回復を実現した施工事例

八千代市でも、今回のように“まだ大丈夫そうに見える状態”でご相談いただくケースは少なくありません。
気になる症状がある場合は、早めに状態を確認しておくことで、無理のない工事で住まいを長持ちさせることにつながります。










